企業よりもFファクターが信頼される
マーケティングのことを学ぶ上で外せないのが、マーケティング界の世界的権威フィリップ・コトラー教授。
先生の書籍で「コトラーのマーケティング4.0」という本があります。
今読み返していますが、まさに今の時代のことを表している一冊ですね。
ほんの一部にブランドの価値についての引用します。
顧客の信頼という概念も、もはや縦のものではなくなっている。今では横の信頼なのだ。
さまざまな産業にまたがる最近の調査によると、マーケティング・コミュニケーションよりもFファクター(friend、families、Facebook fans、Twitter followers)が信頼されるという。ほとんどの顧客がソーシャル・メディア上で見知らぬ人たちにアドバイスを求め、広告や専門家の意見よりもそれを信用するのである。
企業からのメッセージやキャンペーンよりも友人や知人、ソーシャルメディア上での信頼をしている人の意見のほうがより信頼度が高くなって
いるのは、その通りですね。
何か商品を購入するときに、その商品の説明は企業から出ていますが、本当なのかどうなのかをさまざまな口コミサイトで見てから購入する方が多いと思います。
わたしもそうです。何かを購入するときは必ずレビューを確認したうえで購入します。
なので、マーケティングをするときは、企業からのメッセージだけではなく、その企業の商品やサービスを使っている顧客の声があるとより信頼が増すというのは、上記の傾向からでしょう。
今後のマーケティングは、顧客とのつながり、ファンをいかに集めることができるかで成功するかどうかきまってくるでしょう。